シンスプリント | 横須賀のかもい名倉堂接骨院

正式には「脛骨過労性骨膜炎」といい、反復する運動によって脛骨(すねの骨)の部分に痛みを多く感じる症状です。

スポーツ障害の一つで、ふくらはぎの筋肉の一つである後脛骨筋・ヒラメ筋・長趾屈筋がもっとも症状が出やすく、

陸上競技のトラック種目や跳躍種目・球技など走る・ジャンプ・ターン・ストップなどを繰り返すスポーツに多く発生します。

シンスプリントがひどくなると疲労骨折やコンパートメント症候群になることもあり注意が必要です。

徐々に下腿内側に痛みが出現します。
特に脛骨内縁中央から下に出現することが多いです。

圧痛、運動時痛、腫脹が主症状です。

症状の出現には個人差がありますが、
１．痛みはあるがウォーミングアップを行うと痛みが消失する。
２．ウォーミングアップを行うと痛みが消失するが、スポーツ等の練習終了近くになると痛む。
３．日常生活には支障はないが、スポーツ活動中は常に痛む。
４．痛みが常にあり、日常生活にも支障が出るくらい痛む。

上記のような形で症状が進行していくことが多いです。

繰り返しのランニング・ジャンプ・ストップ・ターンを行うことで、筋肉と骨の付着している部分で牽引力が強くなり筋肉や筋膜、骨膜に負荷がかかり炎症反応が起こると考えられています。

膝や足首の関節の動きの低下などにより筋肉に負担がかかることで柔軟性がなくなりシンスプリントになりやすくなります。

骨盤の歪みによる脚長差・O脚・偏平足・外反母趾などの方も必要以上にふくらはぎの筋肉を使うのでシンスプリントになりやすくなります。

シンスプリントは悪化すると疲労骨折となり、回復に時間が掛かってしまいます。

練習を休めないからと無理をしてスポーツを続けると、結果、日常にも支障が生じる状態となり、回復にも時間が掛かり、スポーツの復帰も遅れてしまいます。

特に初期は、ウォーミングアップをすると痛みが消失する場合が多いので、そのまま続けてしまい、症状が悪化してしまう場合がほとんどです。

痛みを感じたら早期に施術を開始する方が治りも早いです。

当院（かもい名倉堂接骨院）では、シンスプリントに対して、患部の施術はもちろん、足の状態や「運動連鎖」の観点で骨盤、体幹部の動きや連動性が大事となりますので、全身の状態を確認しアプローチを行います。
スポーツ時の動作のアドバイスなども行います。

下腿部の炎症と痛みを抑えるために電気療法を行います。

下腿部の硬くなっている筋肉を緩めていきます。

足関節や膝、股関節等の動きの良くない関節の動きを出すように関節の矯正を行います。

身体のバランスを整えると同時に、股関節や骨盤の機能を改善します。

動きの硬い筋肉を改善し、スムーズな運動連鎖が出来る身体を目指します。

下腿部の筋肉の状態の改善に大きな効果を発揮します。
また、シンスプリントになる方は、足の冷えを訴える方も多いので、足の冷え、血流改善に効果を発揮します。

これらの内容をお身体の状態に合わせて、組み合わせて行い、早期の回復を目指します！

横須賀市鴨居の「かもい名倉堂接骨院」にご相談下さい！

この記事は、国家資格の柔道整復師　院長　細野修平が監修しています。