テニス肘（上腕骨外側上顆炎） | 横須賀のかもい名倉堂接骨院

テニス肘は正式には「上腕骨外側上顆炎」と言います。

テニスをやっている方に多いので「テニス肘」と呼ばれていますが、実際にテニスなどのスポーツが原因で起こるものは５％以下と言われています。

筋力の弱い女性や大工などの力仕事をしている方やパソコン作業の仕事をしている方にも良く起こる症状です。

テニス肘は一度良くなっても再発しやすいという特徴があります。

主に手首や指を動かす際に、前腕から肘の外側（上腕骨外側上顆）に痛みが出現します。

一般的には安静時には痛みは無いことが多いですが、ひどく炎症を起こしている場合にはズキズキとした痛みが出現することもあります。

痛みは一度引いても、手はよく使うので、再発しやすいという特徴があります。

主には手首や指の「使い過ぎ（overuse）」によって発生します。
重い物を良く持つ仕事や、パソコン作業などで指をよく使う仕事、家事でも多く発症します。

テニスではバックハンドでのストロークが発症の要因となります。

短橈側手根伸筋、長橈側手根伸筋、尺側手根伸筋などの手首を手背方向へ動かしたり、指を伸ばす「伸筋群」と呼ばれる筋肉たちが硬くなり、伸筋群が付着している「外側上顆」が硬い筋肉に繰り返し引っ張られることが原因で起こります。

テニス肘は、痛みが長引きやすい、なかなか痛みが取れにくい、再発しやすいなどの特徴があります。

早期の回復の為には早期の施術開始が重要になります。

手はよく使う為、なかなか安静にすることが難しいので、回復しにくく、再発もしやすいのです。

筋肉の硬さも簡単なマッサージのみではなかなか取れてきません。

テニス肘は硬い筋肉をただ柔らかくすると良くなるという単純な話ではありません。

それだけではなかなか症状の改善が見られず、更には再発を繰り返してしまうのです。

当院（かもい名倉堂接骨院）では、テニス肘に対して、早期の症状改善、症状の根本改善を目指します。

肘関節や外側上顆部の炎症を抑えるために電気療法を行います。

硬くなっている筋肉のアプローチではトリガーポイント（痛みの引き金となる部分）に適切にアプローチし、指の関節、手首の関節、肘の関節の動きの改善するアプローチを行っていきます。

さらに手首や肘の動きに大きく関与する、肩関節や肩甲骨からのアプローチを行い上肢全体へのアプローチを行います。

「腕を上げる」という動きのする時には体幹部（腹筋など）の収縮が見られます。

つまり、腕を動かす際には骨盤などの体幹部の安定性も関わってくるのです。

そこで当院では痛みの根本改善という観点で、骨盤・骨格の矯正の施術を併せて行います。

痛みの早期の改善という観点では鍼にてトリガーポイントへのより効果の高いアプローチも行います。

横須賀市鴨居の「かもい名倉堂接骨院」にご相談下さい！

この記事は、国家資格の柔道整復師　院長　細野修平が監修しています。