
専門家が解説!
科学に基づく腰痛対策と信頼できる健康アドバイス!
天気が崩れる前は腰が痛くなる。雨が降る前は腰が重くなる。
天気と腰痛(体の不調)を結びつける会話を聞いたことがありますよね?
私自身も坐骨神経痛持ちなので患者様と良く天気と腰痛の会話をしています。
そこで、今回はこの会話が正しいのか論文を調べてみました。
本記事では、接骨院の専門家が腰痛対策のポイントや、科学的根拠に基づく健康アドバイスをわかりやすく解説します。
腰痛対策としてお役立てください。
1️⃣ 「天気」と「腰痛」の関係性
腰痛の発生には季節変動が存在することが確認された一方で、特定の日々の気象要因(寒さ・湿気・天候の変化)と腰痛症例数との間に直接的・因果的な関連は認められていません。
つまり、「低温や高湿度が直接、腰部組織を傷めて腰痛を引き起こす」という単純なメカニズムは支持されていません。
2️⃣ 科学に基づく腰痛の対策

天気と腰痛の関係性についての研究のご紹介
🔍 Introduction | 論文の概要 —
本研究は、2009〜2023年にポーランドの2施設で記録された36,854例の腰痛患者データを用いて、「天候と腰痛の関係」を調査した後ろ向き研究です。
研究では、気温・湿度・風速・気圧・UTCI(体感温度を含む生物気象指標)などの気象因子と腰痛症例数の関連を解析しました。
🔬 How We Researched | 研究の進め方 —
対象施設は、オルシュティンの「Pantamed」・イワヴァの「ヴワディスワフ・ビエガンスキ郡病院」の2施設で、約70km離れています。研究では、ICD-10に基づいて診断された成人の腰痛症例を抽出し、診断日・年齢・性別・過去の診療歴などを解析対象としました。同一患者で30日以内に再受診したケースは重複を避けるため除外されました。
📊 Key Findings | 研究が示したこと —
本研究では、腰痛(LBP)症例数に明確な季節性が認められました。
季節ごとの腰痛症例数は、7月(平均117件)・10月(平均116件)で最も多く、2月(平均95件)・4月(平均96件)で最も少ない結果となりました。
特に、夏(6〜8月)・秋(9〜11月)に症例数が多く、冬春では少ない傾向が確認されました。
統計解析でも、7〜10月は2〜4月より有意に症例数が多いことが示されました。
💡 The Science Behind It | メカニズムを解説 —
✅ 暖かく快適な時期ほど活動量(屋外活動・運動量・日常活動)が増え、その結果として腰痛が増える。
✅2020〜2022年のコロナ流行期には、リモートワーク・外出減少・医療受診控えなどによる腰痛報告数が大きく減少。
✅気象条件(気温・気圧・湿度・風速・UTCI)と腰痛症例数との間には、強い相関は認められませんでした。
これらのメカニズムにより、気象条件単独では腰痛発生を十分に説明できず、人間の活動や行動変化の方が重要であると考えられます。
3️⃣ 専門家からのアドバイス

腰痛は「個人因子」の影響が非常に大きいです。
つまり、「同じ天候」でも腰痛が悪化する人としない人がいることが事実です。
1, 身体活動量の安定化
痛みがある人ほど、「動きすぎる日」と「全く動かない日」の差が大きい傾向があります。
そのため、「調子が良い日も悪い日も、“適度に一定”で動くことが腰には大切です」
2, 姿勢より「耐久性」
近年は、「悪い姿勢そのもの」より、「同じ姿勢を続けること」が問題視されています。
そのため、長時間座位・中腰継続・同一姿勢への対策として、こまめな体位変換・軽い運動・股関節、胸椎の可動性改善が必要です。
3, 「筋力」より負荷への適応
「筋力不足だから腰痛」という単純な話ではなく、急な負荷増加久しぶりの作業活動量の波への身体適応不足が問題になることが多いです。
そのため、「腰を守る」というより、負荷に慣れる身体を作ることが大事です。
4️⃣ 健康な毎日への第一歩
今回は、天気と腰痛の関係性についてご紹介しました。
日々の生活の中で雨の日に痛い・寒い日に悪化する・台風前につらいと感じることがあります。
天候の影響を感じる事は多いですが、実際には身体の状態や疲労・活動量・ストレスなどが重なって症状が変化していることが多いです。
運動・栄養・休養の「健康の三原則」を日々の習慣として取り入れ、腰痛の予防・改善につなげていきましょう。
今後も、科学的な研究結果を基に、信頼性の高い情報をお届けしてまいります。
腰痛でお困りの方は、ぜひ横須賀市の 「かもい名倉堂接骨院」「よこすか名倉堂整骨院」 へご相談ください。
引用文献
Ochal, Michał, et al. “The impact of meteorological conditions on the occurrence of low back pain in a retrospective registry based population study.” Scientific Reports (2026).
Available at:https://www.nature.com/articles/s41598-026-40669-2
店舗名
【浦賀院】かもい名倉堂接骨院
住所
神奈川県横須賀市鴨居2-20-8
電話番号
tel:046-844-1770
【横須賀中央院】よこすか名倉堂整骨院
住所
神奈川県横須賀市安浦町1-1冨田ビル1F
電話番号
tel:046-884-8220





















