今回は膝裏の違和感や痛みがでる、「ベーカー嚢腫」についてお話させて頂きます。
ベーカー嚢腫は膝の裏にある関節包に関節液や脂肪が溜まり膨らんできた状態です。
大きくなるとゴルフボールくらいの大きさに腫れてくるものもあります。
ベーカー嚢腫は「膝窩嚢胞」とも呼ばれます。
症状は、痛みも感じることもありますが、膝裏の違和感が多いです。
正座をすると膝の裏に詰まるような違和感や痛みが出ます。
立ったり、歩いたりする際にも違和感や痛みを感じることがあります。
また、ただ腫れて膨らんでくるだけで、他の症状が出ない方もいます。
しかし、症状が進行するとしゃがめない、正座が出来ないなどの症状が出てくることがあります。
ベーカー嚢腫は50代以上の女性に好発しますが、中には５歳前後のお子さんにも生じることがあります。
主な原因は膝裏へのストレスが掛かるようなことが日常で起きていることです。
例えば
・変形性膝関節症
・関節リウマチなどで膝の関節に変形が起きている方
・反張膝といって真っ直ぐ膝を伸ばした時に膝が反りすぎてしまう方（膝の過伸展）
・外反母趾の方
などに起こりやすいです。
病院でベーカー嚢腫と言われ、溜まっているものを抜くしかない。と言われる方が多いようです。
ベーカー嚢腫は変形性膝関節症での負担や日常の悪い立ち姿勢や歩き方によって起こってきます。
膝に負担の掛かりにくい姿勢を手にしなければ、根本的な改善にはならず、再発することも多いのです。
当院（かもい名倉堂接骨院）ではベーカー嚢腫に対し、根本的原因である姿勢や歩き方の改善を目的として、骨盤矯正×筋肉調整（パートナーストレッチ）による根本改善を行います。→→→→→骨盤矯正×筋肉調整ページ
また、歩き方の指導、日々のストレッチ方法などセルフケアの方法もお伝え致します。
ベーカー嚢腫を始め、様々なお身体の不調でお悩みの方は是非一度当院（かもい名倉堂接骨院）へお越し下さい！
この記事は、国家資格の柔道整復師 院長 細野修平が監修しています。
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