皆さんこんにちは。
以前のブログでも紹介した腰痛とトレーニングは密接な関係にあります。
今回は腰椎椎間板ヘルニアではどんなトレーニングが有効かご紹介します。
神経障害性疼痛を伴う場合、ヘルニアの種類や進行度によっては、特定の運動が推奨されることもあります。トレーニングを始める前に医師や私たちにご相談ください。
1.姿勢と体幹を強化するエクササイズ: 体幹の強化は、痛みを軽減するのに役立ちます。プランクなど腰に負担をかけずに体幹を鍛えるエクササイズが有効です。
2.柔軟性を高めるストレッチ: 筋肉・靭帯の柔軟性を高めることで、腰や背中の負担を減らすことができます。特に、股関節など腰周りの筋肉を柔軟に保つことが大切です。
3.低負荷の有酸素運動: ウォーキングや水泳などの低負荷な有酸素運動は、痛みを和らげるのに役立ちます。関節や筋肉に負担をかけず運動することができます。
*.避ける運動:重いウェイトを持つ、過度にねじる動作などこれらの運動はヘルニアの症状を悪化させる可能性があります。十分注意しましょう。
どのくらいの期間行えばいいのか?
腰椎椎間板ヘルニアによる神経障害性疼痛患者が集められたトレーニング実験では、週二回体幹筋の強さ、可動性、脊椎とハムストリングスの柔軟性を高めるトレーニングを行うことで、およそ六か月程度でほとんどの疼痛患者に腰痛、障害、機能において変化があったとされています。
当院では症状に合わせたコンディショニングトレーニングを実施しています!
トレーニング後は十分な休養と回復が重要です。過度な負荷をかけると、症状が悪化する可能性がありますので、お身体の状態に合わせたトレーニングをしましょう!
神奈川県横須賀市かもい名倉堂接骨院
参考文献
Yıldırım, P., & Gultekin, A. (2022). The Effect of a Stretch and Strength-Based Yoga Exercise Program on Patients with Neuropathic Pain due to Lumbar Disc Herniation. SPINE, 47, 711 – 719.