専門家が解説!
科学に基づく膝痛対策と信頼できる健康アドバイス!
最近暖かくなったり寒くなったり気温の差が激しいですね、、、
膝の痛みが強くなったりしてませんか?
もしかしたら『冷感痛覚過敏』かもしれません。
今回は変形性膝関節症の場合を解説していきます!
1️⃣ 「寒暖差」と「膝痛」の関係性(1)(2)
人間の身体にはTRPA1という冷えを感知するセンサー(受容体)があります。
身体の機能が正常であればTRPA1が強く反応することはありません。
しかし急性局所炎症(痛みが出ている状態)や神経損傷後など、身体に異常が出ている場合強く反応してしまいます。
変形性膝関節症の場合、動きすぎてしまうと痛みが強くなる(炎症が起きる)ことが多いので、上記の急性局所炎症に該当します。
そのため、寒冷刺激が加わると痛みが増してしまいます。
2️⃣ 科学に基づく膝痛の対策
痛みが強くなってしまった場合、どのように痛みを少なくするのか。
変形性膝関節症に対して、効果性が認められた研究のご紹介(3)
🔍 Introduction | 論文の概要 —
膝の変形性関節症に対する鍼治療の効果を評価するため、系統的レビューとメタアナリシスが行われました。運動や体重減少が効果的な非薬物治療法として知られる一方で、実施が難しいこともあり、鍼治療が注目されています。鍼治療はその安全性が高く、副作用が少ないことが特徴です。本研究では、鍼治療が膝の変形性関節症にどれほど有効かを調査しました。
🔬 How We Researched | 研究の進め方 —
膝の変形性関節症に対する鍼治療の効果を評価するため、MEDLINE、EMBASE、Cochrane Central Register of Controlled Trialsのデータベースを使用し、2007年1月までの無作為化比較試験(RCT)を対象にしました。検索には鍼治療と変形性関節症に関連する用語を用い、ドライニードリングや異なる鍼治療法を比較した研究は除外されました。
📊 Key Findings | 研究が示したこと —
鍼治療は、プラセボや待機リスト、通常のケアと比較して短期的に痛みや機能の改善をもたらすことが確認されました。しかし、シャム鍼治療との比較では臨床的に重要な改善は見られませんでした。このため、鍼治療の効果は患者の期待やプラセボ効果に起因する部分が大きいと考えられますが、実際に生物学的な効果もあり、短期的な改善が示唆されています。現時点では、鍼治療が膝関節症の標準的な治療法として推奨されるには、さらなる大規模で厳密な研究が必要です。
💡 The Science Behind It | メカニズムを解説 —
✅ 痛みの緩和(鎮痛作用):神経系の刺激により、エンドルフィンやセロトニンが分泌され、痛みの感覚が緩和されるとされています。
✅血行促進:鍼は血流を改善し、炎症を抑制し、痛みの原因物質を速やかに排除する可能性があります。
✅局所的な刺激と筋肉のリラクゼーション: 筋肉の緊張を緩和し、可動域を広げる効果があります。
これらのメカニズムにより、鍼による刺激は筋肉や神経系に働きかけ、強力な鎮痛効果を発揮すると考えられる。
3️⃣ 専門家からのアドバイス
膝への負担を減らしてあげることが痛みを和らげることにつながります。
具体的に、実践しやすい方法を3つご紹介いたします。
1, 温感サポーター
TRPA1をあまり働かせないようにしてあげることで寒冷痛覚過敏を防ぎ、必要以上に痛みを感じにくくします。温めることで血行促進、サポーターなので筋肉や関節の補助もできるので一石三鳥です。
2, 適度な運動
膝周囲の筋肉(特に大腿四頭筋)を鍛えることで膝の安定性が向上し、負担を減らすことができます。
3, インソール
歩行時などの衝撃の吸収、アーチをサポートしてあげることで膝が過度に内側や外側にぶれることを防ぎ、負担を減らすことができます。
4️⃣ 健康な毎日への第一歩
デスクワークやスマホやテレビを見ていたりなど、座っている時間が長くなってしまうと使われていない筋肉はだんだん衰えていってしまいます。
痛みを感じた時こそ、正しい動き方を知ったり今までの習慣を見直してみませんか?
今後も、科学的な研究結果を基に、信頼性の高い情報をお届けしてまいります。
膝痛でお困りの方は、ぜひ横須賀市の 「かもい名倉堂接骨院」「よこすか名倉堂整骨院」 へご相談ください。
引用文献
(1) D. del Camino et al. “TRPA1 Contributes to Cold Hypersensitivity.” The Journal of Neuroscience, 30 (2010): 15165 – 15174.
Available at: https://doi.org/10.1523/JNEUROSCI.2580-10.2010.
(2) A. Wright et al. “Cold Pain Threshold Identifies a Subgroup of Individuals With Knee Osteoarthritis That Present With Multimodality Hyperalgesia and Elevated Pain Levels.” The Clinical Journal of Pain, 33 (2017): 793 – 803.
Available at: https://doi.org/10.1097/AJP.0000000000000458.
(3) E. Manheimer et al. “Meta-analysis: Acupuncture for Osteoarthritis of the Knee.” Annals of Internal Medicine, 146 (2007): 868-877.
Available at:263474.pdf
店舗名
【浦賀院】かもい名倉堂接骨院
住所
神奈川県横須賀市鴨居2-20-8
電話番号
tel:046-844-1770
【横須賀中央院】よこすか名倉堂整骨院
住所
神奈川県横須賀市安浦町1-1冨田ビル1F
電話番号
tel:046-884-8220